野口 美佐子 氏 テーマ:「すなおな心で~実践が未来を拓く不思議~」

日 時: 令和8年5月2日(土) AM6:00~7:00
会 場: なりた温泉
テーマ:「すなおな心で~実践が未来を拓く不思議~」
講 師:福島県倫理法人会 浜通り地区 地区長
(株)いんふぉ. 代表取締役
野口 美佐子 氏
子供時代から現在に至るまでを話して頂きました。
野口氏は、菓子製造業のお家に生まれました。
講話の前日は、現在96歳のお父様のお家に泊られ、会場に赴かれたそうです。
現在は震災の影響で更地になってしまいましたが、子供時代の大熊町は活気があり、お母様もいつも忙しく働かれていたそうです。
野口氏に強く影響を及ぼしたのは祖父母のお二方でした。
お祖父様は、祈祷師として地域の平安を祈っていた方でした。
その影響を受けたお祖母様の、
清く生きて、天から頂いた魂を磨いてお返しするという言葉を、野口氏は幼い頃から聞いて生きてきました。
野口氏の両親は、コミュニケーション不足で、ご夫婦の仲はあまりよくなかったそうです。
また、お父様が女性の学歴に否定的なのは、ご自身が田舎の古い因習に苦しめられてきたからだという事を後に知り、今はお父様を理解できたとのことでした。
20代前半の時に、野口氏は人身事故を起こしてしまい、深く苦しみ、命とは何なのかを考えました。
その後、渡米し、起業するも同時多発テロで被災し、帰国されました。
そして大熊町で現在の会社を立ち上げましたが、その後また、東日本大震災で被災してしまいました。
野口氏がニューヨークの同時多発テロで被災した時に得た教訓は、「半年間生きていけるだけの蓄財をしておく」ということでした。
この教訓があったことで、震災を経験しても、郡山・仙台で暮らしを立て直すことができたそうです。
震災後の過酷な環境で、ご自身も心が荒みがちではありましたが、被災された地域の方々を思い、頑張りを続けました。
その後、梅田氏の誘いで倫理と出会ったそうです。
2014年に相双倫理法人会に入会し、順調に専任幹事、会長と約束を経験し、現在に至っています。
野口氏は、富士研でご両親のことを振り返りました。
夫婦仲が悪く、いつも血が出るほどの喧嘩をしていたそうです。
子ども心に願ったのは、両親が仲良くあることでした。
お母様が自分に何を残されたのかを考え、富士研から戻った翌日、病に伏せていたお母様は、天に帰られました。
野口氏は富士研での学びを通し、社員との接し方を変え、社内の雰囲気は非常に良くなったそうです。
その後、大熊町が帰還可能になり、今は娘さんたちと共に、お墓参りもできるようになりました。
また、娘さんのユーモアな結婚エピソードを語られました。
テーマの「すなおな心」について。
「はい、喜んで!」と人のため、町のために動き続けていたら、気がついたらお声がかかり、天皇・皇后両陛下が地元にいらっしゃった時に、面会する機会を賜ったとのことでした。
野口氏は今、お父様の製菓店ののれんを引継ぐ新事業を立ち上げることになりました。
「美好野菓子店FEAT.娘」
倫理の学びを通して、和解を果たしたお父様の事業、花開いていくことでしょう!
